【定期テスト対策】政治経済 国家と法について演習!

 政治経済基礎演習編第1回です。基礎演習編では定期テストレベルの基礎問題を解くことで、共通テストを解くための基礎力を醸成することを目標としています。問題は以下からダウンロードでき、解答もセットで用意していますから、解いてから読んでください。

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 また解説にある政治経済解説シリーズのリンクは以下です。今回の第1問は1、第2問は2、第3問は3・補遺の部分から出題しています。必要に応じて確認してください。

 

現役高校生が解説! 【政治経済】国家と法について詳しく解説 - JESTEの語りを始めてみた(仮)

現役高校生が解説! 【政治経済】国家と法について詳しく解説2ー国家のあり方ー - JESTEの語りを始めてみた(仮)

現役高校生が解説! 【政治経済】国家と法について詳しく解説3-法の分類ー - JESTEの語りを始めてみた(仮)

現役高校生が解説! 【政治経済】国家と法について詳しく解説補遺ー民法・主権の範囲ー - JESTEの語りを始めてみた(仮)


 第1問は主に政治と主権の定義についての問題でした。問題文も最小限にしているのでこのまま覚えるのもいいと思います。

 それでは問1から確認していきます。基本的な空語補充問題で問いました。1は政治の定義について、3は主権の定義について問いました。問題は2です。政治経済解説シリーズで扱っていません。これは社会集団が答えになるわけですが、人間は一人では生きていけないよね、という発想からじゃあみんなでまとまろう、考えのもとできた集団のことです。具体例は会社や家族がよくあげられます。4は主権を扱うのは国家となります。主権については問3で詳しく問いました。
 問2です。問2は国家の目的について扱いました。これも政治経済シリーズで扱いませんでしたから出題しました。国家の存在価値について問うていると言っても過言ではありません。国民が幸せになるための仕事をしているとおさえておきましょう。
 問3にいきましょう。問3は先ほど予告した通り、主権について問いました。まず(1)で国家の3要素の確認問題を出題しておきました。確認しておきましょう。(2)で主権の定義について3つの観点で出題しました。定期テストレベルでは穴埋め・選択で出題されるか、出題されないレベルの問題でしたが過去にセンター試験で出題されていますし、難しい問題を出すポイントとなる知識ですので出題しました。これらは政治経済解説シリーズでも扱いましたので詳しくはそちらをご覧ください。
 問4は選択問題です。少し先の分野も含みましたが、これは常識レベルで答えておきたい問題です。実際の条文をもとに作成しましたから少し読みにくかったかもしれません。もとにしたのは1がアリストテレスの「人間はポリス的動物である」という政治の基礎を現した言葉、2がフランス人権宣言で確認しておくべき「人は、自由かつ権利において平等なものとして出生し、かつ生存する」、3が正解、4が日本国憲法の前文です。今のうちに日本国憲法の前文を暗記しておくと日本政治の理解が早くなります。
 問5は純粋な確認問題です。思想家の主著は問題にしやすいので確認しておきましょう。

 第2問は国家のあり方について、近年どこの入試問題も大好きな対話文問題で出題しました。話がどんどん変わって行く点でわかりにくくしましたから、論点を見失わないようにしましょう。

 1は福祉国家です。福祉国家はなんでもやるからそのような名前がつきました。確認しておきましょう。2と3は具体例について問いました。中曽根内閣と小泉内閣です。中曽根内閣がNTT・JT電電公社・専売公社)の民営化で小泉内閣郵政民営化です。マニアック問題として出題しやすいですから確認しておいてください。4も関連問題です。そのほかにも日本政府は道路公社(現在のNEXCO各社)も民営化しています。5は1の対義語として夜警国家を出題しました。6は夜警国家の短所を扱いました。

 第3問は法の分類です。教科書や資料集にある法の分類一覧を六法の位置だけでもいいから頭に叩き込むこと。差がつく問題をここは作りやすいです。

 問1は基本的に基礎的な確認問題にしました。特段扱っていない等ありませんから政治経済解説シリーズをご覧ください。
 問2は立憲主義について問いました。立憲主義とは憲法に従って政治を行おう、という姿勢のことを表します。
 問3・問4は暗記勝負になります。第3問は本当に基礎的な問題なので解説が淡白になってしまいました。が、テストで差がつきやすく、対策しやすい部分です確認しておきましょう。